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2010年10月22日 (金)

29-副航海士カケローニ。

こどもたちのどよめきの中、カケローニ先生がいつものようにかけだしてきました。
「びっくりした?」
コホンとせきばらいをして、
「わたしが副航海士のスタコラット・カケローニです」

「わざわざ名のらなくてもわかってるってば」
ハーネルひとりがブーイングをしているのをにらみながら、
「海と空の違いはあるけど、わたしは船乗り学校で学んできたので、この船では航海士の補佐役としても仕事をするぞ」

「カケローニ先生、ちょっと威張っている?」
コロンがチュチュにささやきました。

「海と空の違いって・・・、ずいぶん開きがない?」
「なんか強引な設定だよな、これ」
トビーとハーネルもぼそぼそ言っています。

293 「以上で“全”乗組員の紹介を終わります」
と船長があいさつし、三人は敬礼をしてこどもたちを見回しました。

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