掌を太陽に~♪。
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中部国際空港で、今年もアートキルト展が開催されています。
2005年の「愛、地球博」開催を機に始まった、グラフィックデザイナーやイラストレーターとキルターとのコラボレーション作品展は毎回テーマを変えながら、ほぼ一年間の開期で毎年開催されています。
今年のテーマは「世界の城」。32名のクリエイターが32の世界のお城を描き、それが巨大なキルト作品として再現されています。
私の担当は中国の紫禁城。
現在は故宮博物院になっている紫禁城は、明の成祖「永楽帝」が太和殿紫禁城として1406年に改築し、1421年に南京から北京へ都を遷してから清滅亡まで宮殿として使われていたようです。映画ラストエンペラーで知られる「愛新覚羅溥儀」がその最後の皇帝でした。
中国では、天の中心の北極星=紫微垣(しびえん)には天帝が暮らす紫微宮があり、これに対して地上には皇帝が治めるこの世の中心の宮殿、紫禁城があると考えられていたとのことです。
今回の作品は、1912年紫禁城が宮殿としての役割を終え、皇帝の使い、すなわち龍が天の中心にある紫微宮に帰っていったというイメージで描きました。
ART QUILT MUSEUM 2O1O WORD CASTELS
「世界の城 キルト展」
2.5m×2mの巨大キルトで描かれた優美な世界の名城
会期:2010年1月1日[金]―2011年2月16日[水]
会場:セントレア・センターピアガーデン、アクセスプラザ
主催:中部国際空港株式会社
特別協賛:ブラザー工業株式会社
協力:中部デザイン団体協議会
来年の2月中旬まで展示をしています。入場は自由なので、空港を利用される合間などにぜひセンターピアガーデンの通路の上を見上げてみてください。(ミム)
アートワーク/三浦均
キルト制作/竹村竹美、高野萬里子、浅井静代、酒井易子、谷口元子、佐野理恵子、浅野とみ江、山田順子、菊山君子、加藤由美子、佐藤良子、伊藤恵子、吉田ひろ子、安田よし美、寺西文代、朝日さつき、増田節子
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親戚からいただいたサツマイモ。自家製で土の付いたものを多数送っていただきましたが、段ボール箱の底のほうにあった一つから芽が出てきてしまいました。
サトイモ観察を始めた矢先なので、これも無精者の私に与えられた課題なのかとしばらく様子を見ることにしました。
半分に切って切り口を水につけてみましたが、ひょっとして切らずにそのまま水耕栽培にするべきだったのでは・・・・と、まぁ後のまつりですが。
器に使っているのは惣菜が入っていたスーパーの発砲トレイです。廃材イラストレーターらしくていいかなと、言い訳しています。様子を見てもう少し育ったら、サトイモ君のようにもう少しましな器に移してやるからちょっと待っててねと声をかけておきました。
4日経ちましたが、奥の半分にはまったく変化無し。手前の芽の付いたほうは4日目で、緑の小さな葉っぱが出てきています。こうしてみているとサツマイモのほうはさながら海中の珊瑚のようです。赤い珊瑚の間を小さな魚が泳ぐ様を想像して楽しくなりそうです。こういうところから次の作品のアイデアが生まれそうです。(10.04.21.ミム)
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自然素材の作品を随時掲載していくはずが、いつの間にかサトイモの成長観察記録になりつつあります。
作品制作には日にちがかかるので、そのつなぎにと思い同時に始めましたがさすが芽吹きの季節。毎日ひたむきに成長を続けるサトイモ君の姿に驚きと感動を覚えています。
初めて掲載したときの芽の軸の高さは4.5cmくらいだったのですが、今朝計ったらナント8cm! こんなに短期間で伸びるものなのですね。植物の観察なんて小学生のときの夏の課題以来です。
芋本体から2本目の根が出てきました。見る角度によってはオットセイかセイウチのようにも見えてしまいます。左端の写真は茎を鼻に見立てると怒った像のようでもあり、「ちゃんと毎日観察せい!」と私を威嚇しています。
今まさに植物にとっては成長の季節を迎えているので「この際」と思い、サツマイモにも挑戦してみました。(10.04.21.ミム)
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以前住んでいた家の前に川があり、対岸には一本の樹が静かに立っていました。そこから川面をめがけて飛ぶカワセミの姿も見ることができました。ところがある日、突然その木が切り倒されてしまいました。護岸と河川整備のためだと工事の人が言っていました。3年ほどして遊歩道ができ、ベンチが置かれ、確かに近代的にはなったようです。しかし私たちはいったい何を愛でてそこを散策すればいいのでしょう。
快適な暮らし。それはそうしたさまざまな犠牲の上に築かれていることを思い知るできごとでした。
あのカワセミたちはどこへ行ってしまったのでしょうか。
このブログのタイトルバックに登場するカワセミは、本来こうあってほしいという理想の姿を描いてあります。
生物多様性・・・・。
さまざまな生き物たちが普通に暮らせる環境。
そんな世界を「自然力の星」と名付け、そこに暮らす生き物たちを描いていきたいと思っています。
ぜひまたお立ち寄りください。(ミム)
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